はじめました!

by Kenta Shimojima : @shimojik

2017年の振り返りとこれからEdTechまたは教育革命について

2017年もあと2時間と35分。今年はゆとりをもって1年を振り返るブログでも書こうかと思っていのに、結局こんな時間です。0時に余裕をもって書き終えたいので、改行なしでお送りします笑 といいつつ、実は改行なしのブログで読みやすいブログというのを書きたいと最近思っていたんです。改行してあった方がぱっとみた感じは読みやすいんですが、たまに全く改行してないのにすごく読みやすいブログあるじゃないですか。ああいうブログが書きたいなと。特に2017年の末は、自分の日本語能力のなさと初めて向き合ったというのもあり、来年は"国語力"というものを上げたいなと思っています。ということで、このスタイルで。さて、そんな話はいいとして、今年の振り返りです。振り返りの中でも、サービス開発の話。今年の後半は、数年ぶりに受託を(一旦)やめて自社サービスの開発に集中していました。で、時間がかけられるようになったぶん、これまでの何倍ものめり込めるようになるわけです。時間だけで言えば、倍くらいに増えるくらいしか増えてないんですが、他のことを考えない分、脳がサービスのことだけにひたひたに浸かれる状態になったわけです。でもって、スタートして2ヵ月くらいは「おおー!これは進む!!」とか思いつつ波に乗ってたように感じてたんですね。でもそっから1ヵ月くらいが完全に闇の中にいる気分。ちなみに、今開発してるLoqLogは恥ずかしながらもう7年も開発してるんです。映像授業配信サービス、オンライン個別指導サービス、塾管理サービスといろいろピボットしながら7年。まぁでもこの間、学習サービスで誰も大したサービスは出していないという認識なので、このかけている期間は他のサービス開発者と同じだという認識です。主観的に情けないとは思っていますが、客観的にはまだまだこれからだろうと。とは言え7年なわけですよ。それに加えて、受託を休止するタイミングでいけるという確信もあったんですね。という感じで、7年という"プレッシャー"+"行ける確信による推進力"みたいなものが合わさっていたわけです。で、そのまま2ヵ月爽快感を感じながら走っていたと。しかし、機能が徐々に増え、思っていたものに近づいていると感じれば感じるほど、ああこれはだめだわ。というのが分かってきたんです。そっから1ヵ月がまさに闇の中を走っている感じ。ちょっと話はかわりますが、7年前のまさに初期のLoqLogを導入して頂いた塾が結構あります。このときに強調していたのが、映像授業。その一方で、いま注力しているのは英語を中心とした語学学習。この2つをどう組み合わせるかというのも大きな問題でした。気がつくと、メニューに並ぶ機能が8個、9個と増えていく始末。。英語に注力しつつも、全教科の映像に対応できるような...とかやってるうちに、どんどん使いにくくなっていきます。サービス全体の方向としてだめだと思ったのもそうですが、映像授業と英語の部分のバランスも崩壊寸前。それが2ヵ月後に一気に来たというわけです。僕としては完全に崩壊です。もうこれは答えはないなと思うようになり、どんどん気持ちは盛り下がる一方。革命的なサービスを求め続けて何もつくれないより、普通の映像授業配信が結局一番よかったんじゃないかとか考えながら、開発は進めていました。で、2週間くらいかけて、これまでに経験したことがないくらい盛り下がっていったわけです。良くないのはこうなると外に出る気力も誰かに話す気力もなくなっていくという。。夢の中の時間も使って、どうしたらいいか考えましたが、何もみえてこない。と、そんな毎日を過ごしていたのですが、夜寝れないくなってきたので、これはさすがにまずいなと思い、散歩は日課にしようと決めたんですね。家の近くをぐるぐるあるくだけですが笑 で、散歩を始めた1日目にふとこんなサービスがあったら英語しやすいんじゃないかというアイデアが浮かびました。まぁでもこういうのはよくある話。すごく良さそうという気持ちはおさえつつ、一旦保留。このノリで開発始めて2日くらいで目が覚めるというのはよくあるパターンですよね。そんなわけで一旦保留。ところが、2日経っても3日経っても、なんだかよさそうなんですよね。そこで、1つの機能としてとりあえずつくり始めました。また増える機能。。サービス全体としてこれだけ機能が増えるのは良くはない。しかし、とりあえず動くものにし何人かに使ってもらってデータをとって、ということをやっていくうちに、この新しい機能が、英語としてはこれで行けるんじゃないかという光にかわってきたんです。これは他の英語の機能が全部いらなくなるかもしれない。それどころか、今までやりたかったことは、これだけだったのかもしれないと思えてきました。英語はこれでいける!と日に日に確信になっていく中、なんともうひとつの問題も解決しました。映像授業についてです。これは別サービスに移行することにしました。ざっくり言えば、映像授業サービスを誰でも簡単に始められるというサービスです。例えば、数学の先生が自分の映像授業配信サービスをぱぱっと始められるというサービスですね。ここの中でうちの会社としても映像授業を配信していくことにしました。この部分はちょっと話がとんでいる部分がありますが、少し長くなりそうなので、またリリース後に改めて書きます。とにかく、英語と映像授業の整合性という問題も、分けることで解決したわけです。そんなわけで、ここ7年で初めてすっきりきれいに先まで通ったラインをつくることが出来ました。こんな風なステップの踏み方は、ベンチャー企業としてはあまりいいとは言えないかもしれません。しかし、途中にも書いたように、まだこの分野で特に何のサービスも出てきていません。そんな中で言えば、もしかするとこれを解いたのは僕だけなんじゃないでしょうか。いや、正直というか当たり前にそれは冗談ですが、この解とこの先のビジョンまで一本筋でみえているサービスを僕は知りません。ここを現実の世界で実現させてていければ、6~7年前から数年前までの間で幻想に終わったかのようにみえたEd"Tech"はまた息を吹き返すと信じています。まずは英語から。今回は振り返りだったので、この英語からの教育革命の話については詳しく触れていませんが、もし興味がある方はnoteで書いていっているのでのぞいてみてください。もしこの内容に賛同して頂けたり、興味を持って頂けたりした方はぜひtwitterやFacebookなどで気軽に連絡頂けるとうれしいです。メッセージでもランチでも。